皮革鞣し職人がキャンバスを革と同じ工程で仕上げた新素材『タンナーコットン®』を使用したドキュメントケース。タンナーコットン®は1861年創業の日本最古と言われるタンナー、大喜皮革(兵庫県姫路市)の皮革鞣し職人が革を作るように一点一点手作業で仕上げた布帛素材です。 本体に使用している素材は、基布となるキャンバスにパラフィン加工などを施して、下地作りをした後にクロコダイルの型押しをしています。さらに手作業で染料を塗り、凸凹感を強調することで深みのある質感や繊細な色むらを表現し、折り曲げると白く変化するプルアップという革素材の技法を布帛で表現しているのもポイントです。また、キャンバスの生地目をあえて残すことで、革と生地の中間のような独特な風合いに仕上げています。その使い込むほどに味が出る素材感は、皮革とその色出し技法を知り尽くした職人だからこそ表現できる逸品です。 収納口はダブルジップ仕様のため開閉がスムーズで、口がサイド部分まで開き、視認性にも優れています。内部には小分けに便利なオープンポケットが設けられており、細かなアイテムの収納にも対応できる設計になっています。収納部のサイズはA4程度のサイズ感になっているため、書類など以外に、PCやiPadなどの収納にも便利そうです。メインルーム内は、スウェード調素材を全面に使用し、電子機器なども傷つきにくい内装にしています。
